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HSコード

HSコード

最近、各国間で締結が盛んなEPA、FTAなどの貿易協定で、品目の特定を行う場合、HSコードを使って行われます。
では、 「HSコード」とは、何でしょうか?

「HSコード」とは、”Harmonized Commodity Description and Coding System”(「商品の名称および分類についての統一システム」(=以下、HSと略す)として、国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一する目的のために作られた、コード番号のことです。日本語では「輸出入統計品目番号」「関税番号」「税番」などとも呼ばれます。
HSコードの適用国・地域は200以上に亘り、世界貿易量のほぼ全量を担っています。

HSコードは、あらゆる貿易対象品目を21の「部」(Section)に大分類し、6桁の数字で表されています。
6桁のうち、上2桁を類(Chapter)、類を含む上4桁を項(Heading)、項を含む上6桁を号(Sub-heading)といいます。
繊維関連品目では第11部「紡織用繊維及びその製品」が中心で、第50類~第60類までが生地・資材類、第61類~第63類が衣類などの2次製品となっています。
品目コードの初めの6桁を条約に適合させた国は、国内法に基づいて「号」の下に細分化された税表を持つことができます。日本では、第7、8、9 桁を輸出入統計分類用、第10桁をNACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)用に使用していますし、他の国では、また別の用途で独自の税表を持っています。
国によって、HSコードの桁数がちがうということがあれば、それはこの税表まで含んだ桁数のことを指しています。

税率表から輸入税率を調べる場合でも、関税率表のコードと対比させれば容易に税率が判るなどの便利さがあります。しかし、一方で、ある品目がどのHSコードに属すかの判断は専門知識を要します。
初めての品目の輸入では、税関の「関税分類の事前教示制度」を利用するなどして、事前に関税分類や税率について確認しておくことが必要です。

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