各国概況

各国の最低賃金・実勢賃金(2013.03.25)

JETROなどの資料を基に各国の一般労働者の最低賃金・実勢賃金の状況を調べた結果は以下の通り。金額はUSD。

国名 地域 最低賃金 実勢賃金 法定最低賃金の改正状況
タイ バンコク 243 286 2013年1月より、現状維持
タイ チェンマイ 243 2013年1月より、対前年比20%増
インドネシア ジャカルタ 246 2013年1月より、対前年比44%増
ベトナム ホーチミン 117 2013年1月より、対前年比17%増
ベトナム ハノイ 117 2013年1月より、対前年比17%増
ベトナム ダナン 105 2013年1月より、対前年比18%増
ベトナム ナムディンなど 85 2013年1月より、対前年比18%増
カンボジア プノンペン 61 82 2010年10月改正、2013年5月に20%引き上げ
ミャンマー ヤンゴン 68
バングラデシュ ダッカ 39 78

ベトナム
2013年1月より下記の最低賃金が適用される。
・第1地域:235万ドン(約117ドル)
・第2地域:210万ドン(約105ドル)
・第3地域:180万ドン(約90ドル)
・第4地域:165万ドン(約82ドル)
2012年の時点でベトナムの民間企業の最低賃金は、地域により4段階に分かれており、都市部の第1地域で月額200万ドン(約7,800円)、農村部の第4地域で140万ドン(約5,500円)である。縫製業などはこの地域にも多くの企業が立地している。
外資系企業、国内企業の区別は2011年10月の改正時に解消され、ともに共通の最低賃金が適用されている。

インドネシア
最低賃金は、毎年州知事が州単位で決められる。県市単位や地域単位、産業セクター単位というのもある。
有効期限は通常1月1日から1年間。
インドネシアの首都ジャカルタ周辺で、2013年の公定最低賃金(月収)が対前年比で4割以上引き上げられている。ジャカルタでは44%高い220万ルピア(約1万8700円)となったほか、工業団地が多いブカシでも210万(40%増)と急上昇した。

タイ
タイでは、地域によってばらつきがあった最低賃金(日額)を、全国一律300バーツ(1バーツ=約2.5円)にすると決定され、2013年1月1日から適用される。

カンボジア
衣料品・履物類の縫製企業の最低賃金は2010年10月1日から月額61ドルに改正されたが、これとは別に、皆勤手当、食事手当 などの各種手当があり、2012年9月1日以降、家賃手当あるいは通勤手当の7USドルおよび出勤手当3USドルが追加されたため、実質的には、各種手当を含む73USドルの最低賃金を得られている。
2013年5月より最低賃金が75ドルに改正され、さらに健康手当5ドルが追加されるため、総額で80ドルとなる。

ミャンマー
2012年になって、ようやく労働法の整備が進行し、最低賃金の規定が設けられる動きが出たが、法制化はされていない。

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